本記事は2025年7月30日に執筆しています。
情報もその当時のものとなります事ご了承ください。
こんばんは。皆さん津波は大丈夫でしたか?記事を執筆しているR7年7月30日ロシアのカムチャッカ半島付近でM8.7の大地震があり、日本にも津波の影響が有りました。
私自身も東京湾にいたのですが、荷役を中止してM/Eの準備を行い、沖アンカーで避難というのは初めての経験になりました。
大きな被害が出ないことを祈るばかりです。
さて、今日お送りするのは「エンジニアが異世界に転移して自由を求める」お話。
作者さん自身がエンジニアというのもあり、異世界によくある魔法の組み立てが一風変わってシステマチックなのが特徴な一作です。
好きなジャンルはハイファンタジーとVRMMO。
無双チートは余り好きではない30歳男性がお届けします。
作品情報
タイトル
エンジニアによる異世界革命はじめました〜魔改造済みにつき魔王はご主人様に逆らえません〜

作者(敬称略)
マシナマナブ
あらすじ
恐怖の魔王に『ご主人様』と呼ばれる日が来るなんて、誰が想像しただろうか。自由を求めて異世界に転移したのに、剣も魔法も才能はなく、加護はゴミ。おまけに「エンジニア? なにそれおいしいの?」と冷遇される。だが俺には技術力がある。魔法と科学を融合させた『魔科学』で、魔道具を凶悪に魔改造。魔王を支配下に置き、自由の国を立ち上げる。
守銭奴エンジニアによる異世界革命、はじめました。
Nコード
N2222KA
掲載開始日
2025年 1月 25日
文字数
全168エピソード(第三章更新中)
349,188文字
キーワード
異世界転移 ネトコン13 集英社小説大賞6 ギャグ 職業もの チート 魔法 ゲーム 魔科学 微ミステリー 魔道具師 ざまぁ ネトコン13感想 勇者と聖女
あらすじ(ソフトなネタバレあり)
主人公は35歳の独身男性。金銭的な開放「FIRE」を夢見る自称”なかなかのエンジニア”。
エンジニアの給料は業種別の平均給与額で見れば悪くないが、サービス残業は当たり前で時給換算で考えると溜息が出てしまうようです。
給料に満足は出来ず、長時間拘束が当たり前で、膨大な労力を払ってバグを直しても顧客から感謝の言葉は無い。仕事として”相手の作りたいものを作る”毎日。
彼は何より自由を求めていました。そのためにはお金が必要だと考えて、人に”守銭奴”と言われようとも自由を手にするために金を貯める。そのような生活を送っています。
そんな自由が無く、給料も納得できなく儘ならない現状に悲観している彼に一つのメッセージが届きます。
『黒木様、あなたの力を必要としています。新しい挑戦をしてみませんか? あなたの求める自由が、ここにはあります』
これを見た彼はヘッドハンティングかと期待します。年収アップの大チャンスと心躍らせ。なにより『自由』という文言に胸を高鳴らせ、記載してある集合場所に向かうことにします。
そして、そこで彼は3人の男女に出合います。
- チャンピオン経験のあるヒールレスラーの男性
- 西アジアの紛争地域で医療従事していた女性
- 大企業の創設者だった老人の男性
しばし4人で交流しているとメッセージの送り主が現れました。男性は言います。
さて、ここにいる皆様には共通点がございます。まず、類い稀なる能力をお持ちであること、そして、現状に不満を抱えていらっしゃることです
続けて、
皆さんにはこれから新しい挑戦をしてもらいたい。そして、その新しい地では、今の皆さんの不満がきっと解消されることでしょう
そうして、現状に不満を持った彼らは異世界に送られます。
次に気が付いたとき、彼は幼く若返っていました。元の世界と時間の流れが違うことで体が調整されると聞きます。
そして目の前に居る偉そうな皇帝にどんな加護を持っていて、どんな特技を持っているか確認されます。
- 創業者の男性は青年に若返り、”先駆者の加護”
- 医者の少女は”聖女の加護”
- チャンピオンレスラーの少年は”勇者の加護”
と、皇帝が期待する加護と転移前の技能を有していましたが、
- エンジニアの少年は”毒耐性の加護”
毒耐性の加護はありがちな加護だったうえ、ソフトウェアエンジニアを異世界の民は認識してもらえず、期待するに値しないとして皇帝に冷たく扱われます。
ただ、皇帝も最低限のしきたりは守り、少年が成長するまで面倒を見てくれる場所と人を用意してくれます。
そこで彼は一つ出会いをします。それは”魔法”です。
好奇心旺盛な彼は初歩的な魔法を習得します。半年かけて。そして習得したのちに知ります。覚えた魔法は難易度が非常に低く、人によっては数日で習得できるものだったことに。
彼は絶望的までに魔法の才能がありませんでした。ただ、一つ他の人より優れた才能がありました。
それは、「魔道具師」としての才能だったのです。
Ep9”天職に転職、それは魔道具師”までの内容を纏めました。この先はぜひ本作を読んでみてください。
注意事項
”魔王軍との最終決戦”(58Ep)までの内容でレビューを書いていきます。
これより先、ネタバレ要素強くなります!
ネタバレが嫌な方はレビューを見ずに作品を読みに行ってください。

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