本記事は2025年7月28日に執筆しています。
情報もその当時のものとなります事ご了承ください。
雨が降らない。新潟では平年の2%程度の降水量しか無く、米作りに影響が出そうだ。というニュースを見ました。思えば今年の梅雨も時たまゲリラ豪雨があったくらいで基本的には晴れていた気がします。
そして暑い。気温も40℃に迫る勢いです。25℃から夏日って名前なんですけど。最高温度25℃って今の感覚だとめっちゃ涼しい日です。そんな夏が返ってこないかな…と願うばかりです。
さて、今回は”完結済み”の作品のレビューを書きました!病気になってしまった妹を助けるお兄ちゃんの物語。暑い日にぴったりな一作かもしれません。
好きなジャンルはハイファンタジーとVRMMO。
無双チートは余り好きではない30歳男性がお届けします。
作品情報
タイトル
碧空アルバム ~氷雪の王国編~

作者(敬称略)
白浪まだら
あらすじ
多様な種族が暮らす巨大な大陸ゲオルキアと、そこから大海を隔てて遠く離れた上空に浮く小島サヴィノリア。翼の生えた少年のシュカは、いつか他の種族が暮らす大陸各地を巡りたいと興味を抱いていた。
ある日、妹が難病に罹ってしまい、特効薬となる薬草を手に入れるため、ゲオルキア大陸の北方にある白雪の大地を目指して危険な旅へと出発することになる。
そこで出会う人々と、初めての経験をしたシュカが何を思うのか。まだまっさらな彼のアルバムに、数多の物語が紡がれていく。
Nコード
N6784IX
掲載開始日
2024年 4月 20日(完結済)
文字数
全102エピソード(全8部構成)完結
(キャラクター紹介4エピソードと、あとがき1エピソード含む)
161,040文字
レビュー
ネタバレあらすじ
公式のあらすじを補完できて、分かりやすいものを作成出来ませんでした…。
物語の構成は非常に良かった。
物語の構成はかなり良く、全く違和感なく読めました。
特に大切なキーワードである「琥獣の民」と「皙氷の民」の関係性。これを一気に説明するんでは無く、ちょっとずつ出していくことでシュカが感じたように、私も感じることが出来ました。
また、物語で必要になる情報の出し方が適切でスムーズに頭に入ってきます。
総じて、とても読みやすかったです。
全体的に軽めな印象
あっさり気味。麺類で言えば素麺やにゅう麺。鍋で言えば水炊きのよう。もちろん美味しい。
ただ、サクッと読みたいときにはとても良い作品だけど、「濃厚なファンタジーが読みたい」って人にはちょっと物足りないかもしれないです。
あと、戦闘描写も割とあっさりです。心理描写を重視してる作品ですね。
結びに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
シュカの物語をぜひ読んでみてください。完結済みですが、感覚的にはライトノベルの第一巻みたいな感じで”全体通しての序章”のような作品です。
私はこの作品の”次”が読みたいです。ホムタの国の話も描いて欲しいなぁと願っています。
きっとこのレビューを読んでくれた人が作者さんにお願いしたら頑張って書いてくれると思います!私が続きを読むために、ぜひ読んで作者さんに感想を送って下さい。お願いします!

個人的な評価(全作品統一)
没入感 | サクッと読める分、没入感は控えめ。 |
ボリューム | ちょっと少ないと感じた。 |
構成 | 主人公が旅立つ導入も違和感ない。最終結末も違和感なく良い。起承転結もスムーズ。ただ、最後ちょっとダレる所があった。 |
キャラクターの魅力 | キャラ数を絞っていて覚えやすくて良い。物語に必要なキャラクターをしっかり描いていて文句なしです。 |
更新ペース | 1日あたり3.88Ep投稿していた。 |
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